土の坂いかがすか?
みなさん 568 Dirt Team の存在をご存知でしょうか?
ヒルクライムレースに精を出すメンバーの傍ら、
2.35inchブロックタイヤ装着のBIKEを駆り、
時に里山を駆け回り、
時にフルフェイスメットにプロテクターでゲレンデコースを落っこちる輩がいたのです。
↑こんな輩
そんな 568 Dirt Team が9月16日に行われたセルフディスカバリーアドベンチャー・イン・王滝に参戦した模様をdaikiがレポートします。
登りだ下りだ岩だ砂利だ砂だ泥だ愛だ恋だとなんでもアリの100kmワンウェイコース。
MTBerならいつかは王滝、と思ってはいたものの、尻込みしたまま早5年(-_-)
ビビっていても仕方が無いとこの度ようやく出場を決めたのであります。
(42Kmのカテゴリーはやったことありましたが…)
1ヶ月ほど前から軽く練習。週2〜3回ダートの周回コースを走ってみたり、ロード練をしてみたり。
BIKEのセッティングのため機材投資もしてみたり。(機材のご提供を頂いた皆様には心より感謝申し上げます。)
こーゆーレースの経験が浅いのでパンクやメカトラ対策にも頭を悩ませました。
そんなこんなでレース前日。
スタート地点の松原スポーツ公園で受付をして前泊です。
一緒に出場した王滝常連のmiya兄さんと、自分と同じく初参加のnishimakiさんとキャンプ。
夕食は炭水化物を多めに取り、konishiさんの教えどおりトマトも摂取。もちろんビールは欠かさず。
miya兄さん&お嫁さん、ジャンボオニギリありがとう。
左) 登って下って飛べるフリーライダーnishimakiさん
中) 登って下って走って点取ってパスも捌けるmiya兄さん
その後、BIKEやバックパックの準備をして早めに寝たいところでしたが、車のキーをなくした衝撃で跳ね上がった心拍と、持ち前の繊細さによりテントでの安眠は得られず、レース当日、午前3時にギコギコの体を無理矢理に起こすのでした(-_-)
慣れない早起きで若干吐き気がするものの、とにかくパワーを蓄えようとあんぱんとオレンジジュース。
ここでウ○コを一発(-_-) まだ早い時間なのでトイレはさほど並ばずに。
4時に開放されたスタートゲートのできるだけ前方にバイクを並べポジションを確保。
キャンプに戻りバターロールとオレンジジュース。食えるだけ食う。
ストレッチをしていると再び便意が。トイレの方を見遣ると長い行列。実につまらないその行列に背を向け、眼前に広がるビッグマウンテンの茂みに飛び込み最高の一発をキメるのでした(-_-)
「はぁ〜〜♡」
レース10分前。
パワーバーをねじ込んでスタート地点でスタンバイ。
スタートから数キロは先導者のペースでオンロードのパレード走行。
ダートに入ってレース開始とイキたいですが序盤はしばらくダンゴ状態でペースがつくれません。
自分はとにかく最後まで足を残すようオウンペースで。
登りでタレてるような気がするときは呼吸が浅くなっています。
気をつけながらひたすらカリカリペダリング。
最初の下りセクション。タイムの詰めどころ。
まだまだ元気なのでウィップを入れて遊びつつ前方のライダーをイイ調子で抜いて行きます。
ダブトラとはいえガレ場なのでラインはわずか。追い越しをかけるには岩のゴロゴロ転がったラインを選ばざるをえません。パンクのリスクも頭を過りますがブレーキかけて下るっていうのはどうもじれったいのでガンガン行きます。今までレースでパンクしたことないし、チューブにシーラント入ってるし。
と、完全に調子に乗っているところでやってしまいました。リム打ち(-_-)
「クッッソ!!!!!」
不機嫌にチューブを交換しているところに、埼玉から来たドジな忘れ物青年にポンプを集られるという追加のタイムロスを強いられながらも腐らずにレースを続けます。
( この5分後、慌てて空気を入れワタシより先に走り去った青年がパンク修理する場面に再び出くわします。慌てすぎて低圧のまま走り出したことにワタシは気づきましたが彼のドジは止められませんでした。)
カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ。
登りはとにかく無心でペダルをまわし、時々我にかえって浅くなった呼吸を整えます。
最終チェックポイントを過ぎても案外タレない。
もっと踏んでもよかったかな、とか迷いつつ。
下りでは前半のパンクのために慎重になりすぎてしまい最後まで攻めきれず(-_-)
ハードテールに下りで抜かれるという屈辱(-_-)
ホントに全くダメ(-_-)
そんな感じで走っていると突然現れたゴールにつっこんで以外にあっさりとレースは終了したのでした。
7時間49分
miya兄さんは7時間20分。来年7時間切りを目指します。
nishimakiさんは、フリーライドバイクにフラットペダル、軍パン、DHシューズで6時間52分を叩きだしています。
( たぶんこのスタイルでこんなタイムの人他にいない(-_-) )
アニキたちには敵いませんでしたが、次は自分もガンバらねば!
( もうやんねぇけど(-_-) )
完走も怪しいと思ってましたが、走ってみると意外と楽しく、タイムはさておき感触としてはなかなかイイ感じのレースでした。
次回はチューブレスで挑戦だ!
( もうやんねぇけど(-_-) )
568 Dirt Team をどうぞヨロシク!